お知らせ

平素より食道癌全国登録にご協力を賜り、誠に有難うございます。
日本食道学会全国登録委員会では、2019年より全国登録を従来のデータ提出による症例集積から
National Clinical Database (NCD)を用いたweb登録に完全移行いたしました。

当初、2013年症例の後ろ向き登録と2019年症例の前向き登録を同時に開始いたしましたが、
移行に伴う事務負担や管理経費の増大等の問題から、前向き登録は一時休止としておりました。

その後、4年間の後ろ向き登録が順調に行われ、今後ともNCDを利用した食道癌全国登録が
継続可能な見通しとなりましたので、2023年1月から前向き登録を再開したいと存じます。

今後6年間は前向きと後ろ向きの登録が並行して行われることになります。
参加施設の皆様方にはご負担をおかけすることになりますが、前向き登録に移行することにより、
登録の悉皆性やデータの正確性が向上し、より精度の高い臓器がん登録になることが期待されます。
ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

食道癌全国登録は施設を初診した食道癌症例全例を対象としますので、
特に前向き登録においては初診症例をもれなくご登録いただきますようにお願い致します。各症例の情報は随時追加入力が可能です。
初診から5年間の間に行った外科治療、内視鏡治療、化学療法、放射線治療についてご登録ください。
2029年に5年経過後の予後を入力していただき、登録完了となります。

なお、2023年の後ろ向き登録は2017年症例が対象となります。
2017年後ろ向き登録は2023年4月頃から約3か月の登録期間を予定していますので、前向き登録と合わせてご準備の程、よろしくお願い申し上げます。

今後とも食道癌全国登録にご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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特定非営利活動法人　日本食道学会
理事長　土岐　祐一郎
全国登録委員会委員長　渡邊　雅之
副委員長　藤　也寸志

（代理：NCD事務局）